今日は月食だったね。
わたしは見なかったけど…次は3年後…見られるかな?
周りの方たちと、生活のサイクルが違うわたし。
月食を観ようとして、早めの夕食を済ませて
横になっていた。
牛になるって言われるけど、食べた後は、
胃に血を集めて消化を良くするから
寝ていた方が良いんだって
(自分に都合の良い理由を見つけた)
満月のときは外が明るくなるから、月食だと暗くなるだろう
なんて勝手に考えて
家の明かりをつけずに暗い中で、ドラマを観ていた。
気づいたら眠ってしまっていた。
そんなんで月食を観る事が出来なかった。
それも、月食に天王星食とかってものが一緒だったんだって。
天王星だけど、赤茶色になったお月様の左下に
鉛筆の先くらいに小さく映っていた。
肉眼では天王星は見られなかったと思うけど
珍しい物を見逃した感はちょっぴりある。
次の月食は、3年後の2025年9月8日。
凄いよね、こんな事も分かってしまうんだものね。
江戸時代だったっけ?コンピュータもないのに、計算だけで
いろいろと分かっていたらしいよ。
みんなが楽しみにしていた月食だけど、赤茶色のお月さまなんて
見れなくて良かったかななんて思うのは、
私だけじゃなかったみたい。
お月様はいつものあ月さまがいいよ。
〇 鎌倉時代の『吾妻鏡』から
平安末期~鎌倉時代初期の月食について書いてある。
ある人は、月食の時の月の光をを避けるために、
よその家に泊ったんだって。
けど単に宴をしたかったとも書いてある。
別の人は、魔除けのお経みたいなものを唱えて月を見なかった
んだってさ。
この頃は月食を月蝕、物を食べるじゃなくて、
蝕(むしば)むって書いて
良い物とは思っていなかったのが理由らしいよ。
〇 平安末期の西行 山家集より
この歌人は、月食が好きだったのかへそ曲がりだったのか
こんな歌を詠んでいる。
忌むと言ひて 影に当たらぬ今宵しも
破(わ)れて月見る 名や立ちぬらん
世間の人は月蝕は不吉だと言って光に当たらないように
しているけど、わたしはそういう月であればなおさら
無理をしても見ようとする。
奇人変人の悪い評判が立たなければいいが。
評判を気にしている所がちょっと可愛いかも。
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