ロシアはウクライナへの侵攻当初から略奪や非道な
行いをしている。
不足しているものは現地調達するようにと言う
上層部の命令もあったという。
今は、兵役についたものの給料を貰えないため、
代わりに略奪をしている。
現状はドローンや前線の兵士から家族への電話で
世に知られている。
プーチンは、美術館からたくさんの美術品を盗んでいる。
約４０の美術館から展示品を略奪して、その理由が
ウクライナはロシアのもの、ロシアの物を取り返している
と言っている。
また、ロシア帝国の政治家だったポチョムキンの遺骨を
安置されていた聖カタリナ教会の地下から持ち出している。
この遺骨は、過去に９回も持ち出されていて、
あちこちに移動させられており、ポチョムキンの眠りを
妨げているのではと思う。
ロシア帝国の復活を望み、自らを皇帝と称する事もある
プーチンにとっては、スターリンに並び尊敬の念を抱いている
相手だというが、ポチョムキンはさぞ気分を害している
事だろう。
この人物はマリウポリ、ミコライウの建設に貢献したと
されている。
彼がもしも生きていたら、その二つの都市を廃墟にした
プーチンをどう思っただろうか。
『墓荒らし』『お宝強奪』この二つが揃ったら
インディージョーンズならぬ、インディープーチンだろう。
二人を並べるのには、インディーに申し訳ないし私自身も
面白くはない。
これらの美術品を周りに置いても、強奪したものではね。
見た目だけを取り繕うとしているのがポチョムキンと
似ているから、プーチンをポチョムキンになぞらえる
人達もいる。
ウクライナの宝を盗み、土地を盗んで、ヨーロッパも
視野に入れて大ロシア帝国を夢見ているのだろうか。
そういう妄想は自分の心の中だけにして欲しい。
他国を侵略している事に対して、ロシアの人はどう思って
いるのか、答えてくれた人の中から２名の言葉を借りた。
（ロシア人にインタビューしてみた…から）
「戦争をして、他の国の領土を自分の物にするのは
昔からしてきた事」
「クリミアはウクライナのもの。
人の土地を乱暴に盗むのは本当に不名誉な事」
最近、ロシアの『湖へ』というドラマを観た。
２０２０年に公開になったドラマで、モスクワで
未知のウイルスがまん延して都市が閉鎖になる話だ。
モスクワが閉鎖になったその日のうちに、軍隊による
民家への押し込みが始まり、強盗、妊婦へのレイプ
〇人が始まった。
一緒に避難している人を嘘をついて置き去りにしたり
と、1話見ただけで切なくなる物語だった。
この物語の中の人物たちが、ロシアの人達すべてを
物語っているとは言わないし、いくらかの気質のような
ものが似通っているのかとも思いたくない。
知人ではないが、ロシアの人の何人かとは
話したことがある。
すべて入院していた方だけど、我慢強く、言葉少なだけど
ユーモアがあって穏やかだった。。
停泊している船の近くに、テーブルとイスをセットして
お茶をふるまわれた男性陣もいる。
ウクライナはもちろんの事、ロシアにも平穏な日々が
戻ってきますように。
ウクライナのものはウクライナに返して、国土を
もとに戻して欲しい。
戦地にいる、父親、夫、息子が家に帰る事が
できるように、戦争の終結を切望する。
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