男性パートナーと二人で、ウクライナ軍に志願した人達が
いたよね。
入隊前にゲイと言う事をカミングアウトしてから
入ったんだって。
１人はゲイではなく、まだ自分の性の自認が分からない。
けどお互いにパートナーだって伝えたんだ。
そのせいかどうかは分からないけど、二人は同じところに
配属されて戦っているって。
一人の上司が、ゲイに対しては好意を持っていないと
言って来たけど、特に意地悪をされることもなくて、他の
隊員からは少し変わったやつらってだけで、仲間として
受け入れてもらっているんだって。
入隊してって言うか、一般の生活でもなんだけど、ひとつ
心配なことがあって、自分がもしも戦〇する事があっても
葬儀に関してパートナーが身内として何もできないのが
嫌だし辛いって。
同性婚やパートナーシップを認めていない所では起こる
事だよ。
日本でも手術の同意や治療に関する事への希望を
言う権利を持たされていない。
社会的にも、妻や夫に認められている事が認められない。
そういう時って、当たり前のように「ご家族は？」とか
「身内の方とお話して…」ってなる。
日本でもいくつかの所でパートナーシップを認めてきた
みたいだね。
２００１年にオランダで同性婚が認められてから、
２００９年のスウェーデンが世界で６つ目になるけど
スウェーデンも１９９５年のパートナーシップが出来てから
１５年くらいで同性婚が認められるようになった。
先の従軍した二人なんだけど、隠れたり避難する事と
従軍する事を、２日間、自宅で話し合って決めたんだけど、
戦うことの理由の一つがロシアでのLGBTに対する差別
だったんだ。
ウクライナがロシアに占領されたら、自分たちの身に
命に係わる危険がある。
ロシアがLGBTに対してしている暴力や差別より
〇ぬかもしれない戦地に行く事を選んだっていう。
〇 ロシア人はLGBTをどう思っているのか
ロシアのユーチューバーさんが
ロシア人にインタビューしてみた結果
対象は若者
問いは３つ
① 同性愛者をどう思いますか
② もしここに赤いスイッチがあって
押したら同性愛者が消えてしまうとしたら押しますか
③ もし自分の子供が同性愛者ならどうしますか
①に対して
同性愛とか両性愛とかは２～３０％位いると思う。
（割合は）とてもとても多いと思う。
誰が誰を好きになっても良いじゃないか。
LGBTを嫌悪する家庭に育ったら嫌いになる。
同性愛者に生まれたら異性愛者になる事は出来ないし
異性愛者に生まれたら同性愛者にはなれない。
数人の中の１人が
女なら良いけど男は嫌だ
それって病気だ、精神障害だよ。
育った環境かな、焼いてしまえ。
③に対して
この国では苦労するだろうけど、もし自分の息子が
そうなら別に気にしない。
その事に関してはすでに話し合っている。
ただ、そうならない事を望むけど。
自分たちは気にしない、親戚は驚くと思う。
②に対して
押しません。
それって残酷ですね。
なんてこと、なんでそんなスイッチが存在するの。
政治に関しては、答えたくない知らないというロシア人が
こう答えている。
たくさんの人がいる中で、過激な発言や行動をする人達は
一定数いると思う。
けど、言葉にしなくても、言葉に出来ないだけで理解を
示す人も多いと思う。
同性婚が認められているスウェーデンで、若者が兄弟に
カミングアウトしたところ「汚い、近くに来るな」
こういわれたという。
東京都がパートナーシップ制度に対して募集したコメントに
「性の多様性を認める事は、伝統的な家族制度の崩壊に
つながる。少子化の加速や日本の衰退につながる恐れがある」
こういう意見があった。
けど、「思い込みだけで反対している」
目を閉じて耳を塞いでいないで、もっと声に出して
話しましょう。
少数派の人達が、孤立しないような世の中にしましょう。
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