ロシアで志願兵募集の動画が流出したよ。
短いドラマっぽい動画で10以上もあるらしいけど
見たのはその半分くらいかな。
面白いから見つけたらぜひ観たら良いと思う。
少し前に、チェチェンのMRモジャがやっぱり宣伝動画を
作った。
荒地で、数人の暴漢に襲われたけど華麗に戦って撃退して
馬に乗ってさっそうと去っていく動画。
この動画に触発されたのかどうかは分からないけど
クレムリンでも作る事にしたんだね。
15日に新たに動員をかける予定だったけど、去年の動員時に
国境が渋滞するほど国外脱出の若者が出たから
その予防だったのかな。
〇 友人と数人で酒を飲んでいて、一人が自分たちはこんな事していて
良いんだろうか。
ナチスに苦しめられている人達がいる、(だから戦おう)
〇 給料が出なくてお金がない父親が、申し訳なさそうに娘に
助けを求め、娘は自分の貯金箱を渡す。
娘は「パパは軍隊でケガをしたの。だから今は苦労している」
それを聞いた父親が、従軍してお金を貰ってきて
娘が欲しがっていたスマホを買って帰って来る。
〇 お金がなくて食料が買えず、車を売ろうとした祖父に
孫が「軍隊に入って給料をもらったから、もう車は売らなくて
いいんだよ」と伝える。
先に出た動画では、住宅ローンを払えずにいた男性が家を明け渡すように
迫られていたけど、「軍隊に行く事にした」
軍隊に行ったら、ローンの支払いは一時止まるというものだったよ。
だいたいがお金がなくて困っている人達に、軍隊に行ったら
給料が貰えるって言う動画だった。
こんな動画で志願する人が出るんだろうか。
この動画を観て感じた事なんだけど、これが平均的なロシア国民の
姿なんだろうかって事。
昔のソ連時代に、国民の不満を抑えるために
資本主義で生きる悲惨な労働者の映画を見せたんだって。
題名は忘れてしまった。
その映画の上映中、観客がざわめき始めたらしい。
なんでかって言うと、悲惨な資本主義社会の映画なのに
みんなが車を持って運転していたからだって。
その頃のロシア派、車が欲しい時は会社に届け出をして
ひたすら待っている。
そのうちに会社からの連絡で〇月〇日〇時に購入費用を持って
〇〇に取りに行くようにって言われる。
日や時間を間違えてもお金が足りなくても車は買えない。
車種や色は指定できない。
ソ連時代がそうだったから、ロシアになって『良い時代』て
思っているのかな。
ロシアの高級官僚の子弟は、今も欧米でバカンスを楽しんでいる
みたいだけどね。
インスタグラムにあげているからバレバレだよ。
国民も早く気づいたらいいのにって思う。
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