節分

今年は2月3日が節分にあたる。

節分は季節を分けるという事で、立春・立夏・立秋・立冬

の前日のことをさす。

なんで立春だけ特別扱いしているんだろうね。

節分は年に4回あるのに、立春の節分だけ残った。

冬から春になるっていつでも特別だもの。

泣いた赤鬼という童話がある。

初めて読んだのは子供の時だった。

赤鬼が可哀そうで、青鬼はなんてずるい奴なんだろうって

腹立たしく思った。

あのあと、青鬼は赤鬼の事を思い出すことがあったんだろうか。

なんで村のみんなに本当の事を言わなかったんだろう。

後味の悪い話だったから自分で勝手に話を作ってみた。

青鬼が村人に真相を話して赤鬼を探しに行き、2人で

村に帰ってみんなで幸せに暮らしましたとさ、って。

節分は「鬼は外、福は内」って掛け声をかけながら

豆をまくのが習慣だ。

ところが「福は内、鬼も内」って言う掛け声の地域があるって

聞いたのは去年の事。

神社やお寺で10か所以上が鬼はうちって掛け声を

かけるんだって、

名前を聞いて私にもわかった所は『天河神社』かな。

この神社は呼ばれなければたどり着けないって

言われているんだって。

この神社の「鬼はうち」の鬼だけど、役行者と一緒に祭られている

前鬼と後鬼の子孫が神社の人だって言い伝えがあって

節分の時に鬼を迎える部屋と食事を用意して鬼はうちって

迎えるんだって。

鬼だって外に行け外に行けって言われたら嫌になる。

こうやって迎えてくれるところがあっても良いよね。

『やまと尼寺 精進日記』って言うチャンネルの中で、

尼さんが天河神社の神事を体験した動画があって観たよ。

ちなみにこの尼寺 精進日記は季節の山菜のことや

それを使った料理の事、後は日々の暮らしを淡々とつづる

穏やかな動画だよ。

童心社 中川ひろたかさんの文で『おにはうち』って言う

童話があるそうで、孫と読んでみたいな。

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