南南東ちょっと南

お隣からの招待で恵方巻を食べてきた。

今年の向かう方角は南南東のちょっと南。

その方角には歳徳神という神様がいるのでそっちに向かって

今年の無病息災を願うとの事だ。

最もこの年で無病は願いすぎだもの、神様も困るでしょ。

『一病息災』が良いって聞いた事がある。

なんの病気もなく元気だって過信するより

一つくらいは病気があった方が健康に

気を付けるだろうって事。

私は自分の取扱説明が必要な身体状況だけど

大きな病気がないのがありがたい。

歳徳神に感謝しないとならない。

この神様はとっても綺麗な女性の神様だという。

それにしても毎年詣でる方角が変わるなんて、忙しい

神様なんだろうか。

方角は4つだから、一年に一回引っ越しをしているのかも。

恵方巻っていつから食べるようになったんだろうか。

太巻きとは違うのかな。

グーグル先生の説明だと、恵方巻が一般的になって

まださほど長いわけじゃないようだ。

せいぜいが30年くらいか。

コンビニで予約注文を受けていたけど、

恵方巻を食べる習慣はなかった。

両親とも、太巻きより手巻き寿司派だったからと思う。

今は毎年のようにお隣で恵方巻に誘ってくれる。

初めて食べたのはいつだったろうか。

定年まで働いていた山のてっぺん、雲海の見えるところで

働いていた時に

「かーちゃん、今日、恵方巻食べる日だよ」

そう言って入所していた何人かの子供たちが教えてくれた。

子供たちと言っても私にとっての子供の年齢で

文字通りの子供じゃない。

節分になると、その地域のすし店に恵方巻を作ってもらい

お昼にふるまわれた。

注文の本数も7~80本にはなったから

お店も忙しかっただろう。

子供たちと食べる恵方巻は美味しかった。

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