ダチョウは世界を救う

ダチョウは頭が悪い、とか

脳が凄く小さいとか、物忘れがひどいとかって

悪い話しか言われてないようだけど

その事も含めてダチョウの素晴らしいところも話すよ。

私が知っているダチョウは、飛べない鳥ですごく大きい

そんな事くらいだった。

最近になって、ダチョウの研究20年の人が凄い抗体

を見つけて、その抗体を利用したマスクを作ったって

話を聞いた。

ところが20年もお世話をしたのにダチョウは飼育員の顔を

全然覚えないんだって。

おおらかな気質なのか覚える必要がないから覚えないのかは

分からないけど、こういう所が頭が悪いって言われる

原因なんだろうか。

見た目で分かるようにダチョウには、まん丸い大きな目が

ある。

身長が3メートルにもなるという大きな体に

まん丸いつぶらな瞳、可愛いとしか言いようがない。

さっき話した忘れっぽいダチョウ、脳の大きさが

目玉より小さい40gなんだって。

忘れっぽいのはそのせいなんだろうか。

面白い研究結果がある。

ダチョウは群れで生活している鳥で、草原でついうっかりと

他の群れに出くわしてケンカになる事があるみたい。

ケンカは特に理由もなく始まって、特に何のきっかけもなく

唐突に終わるようなんだけど

終わった後は何もなかったように二手に分かれて歩いて行く。

ただね、その時の様子が面白い。

二手に分かれた群れの中には相手の群れのダチョウも入っていて

自分の群れが少なくなろうが多くなろうが、全然気にしていない

らしく、うっかりと別の群れに入った当のダチョウも

気にしている様子もなくその群れの中に混じっているんだって。

大きなケガをしても気にする風もなくご飯を食べている。

そうして傷は悪くなる事もなく治ってしまうんだって。

動物って、海にいるシャチもそうなんだけど違う群れの個体でも

受け入れるでしょ。

そこにはいじめとかはないんだよね。

もちろん全部の種類がそうなんじゃないけど。

少なくともダチョウのおおらかさ(?)だけは見習っても

良いんじゃないだろうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました