遺跡

農家の人が畑を耕していたところ土器のかけらを

見つけてそこから遺跡の発掘が始まった

その遺跡の近くには古代文字がある

道路から少し入ったあたりにひっそりと

建物が立っていてその中で古代文字の保護と展示をしている

洞窟内の壁に刻まれた古代文字は

ガラスケースに保護され建物の中に鎮座している

古代文字の他にその文字が発見されたあたりの

ジオラマがある

そう言うものをじっくりと見るのが好きだ

小さなガラスケースの中にその昔

住んでいたと思われる人たちの住居や

生活が事細かに表れている

あたりは一面の雪

今もある小さな川のそばに

古代文字を刻んだ洞窟があり

山から獲ってきたものをさばいたり

焚き火のそばで食事の用意をしている人がいる

小舟に乗ってシャチの漁をしている人達

今も貝を獲ったりしている所にシャチが

いたという事に驚き

そのシャチよりも小さな船で漁に挑んでいる

そんな事にさらに驚く

このジオラマがある建物は古代文字の保護を

目的としている為に展示物は少ないけど

見る価値は十分にあると思う

けれどここから車で１０分ほどの所の高台に

余市水産博物館と言う３階建ての建物がある

そこにはたくさんの展示物がある

交易船のミニュチュアやいろいろな漁具が

並べられている

このあたりは古代の遺跡だけではなく

ニシン漁が盛んだったから

それに関係する古い建物などがたくさんある

混雑している所を見て回るより

ゆっくりと見回る事が出来るので

いわば穴場と言えるだろう