チェルノービリの犬たち

ウクライナで電力がだいぶ復帰した

一年ぶりに夜2時間だけど電気が灯った

2時間と短い間でも真っ暗だった街に明かりが

ついて住民が歓声をあげ喜んだ

それを待っていたかのようにロシアが

ウクライナ全土に82発のミサイル攻撃をした

インフラを狙ったようでウクライナ全土にわたっている

その中でも原発近くにミサイルが着弾している

ロシア時代に作られたチェルノービリ原発で

大きな事故があったのはもう遠い昔だけど

ロシア兵が放射能いっぱいの赤い森で塹壕を掘り

放射能にさらされバスで移送されたのは記憶に新しい

事故直後は短時間で住民の避難が始まって

いまはほんの一部の人達が住んでいる

高齢の方でほかの地域に行く事を拒みその地に

住んで、その地域のある木を燃やし

野草を採って食べている

今のところは目立った症状は出ていないらしい

その地域の汚染や動植物の事を調べる為に

科学者が入っているが

動物、とくに犬の遺伝子に明らかな異常が

でているという

シェパードやレトリーバーを見かけたけど

痩せてもいないし毛並みもきれいで

人を見ても逃げたり威嚇したりもせず

群れで暮らしていたという

ところが老犬が見当たらず、出会う犬は全部が

若く1~3歳だった

大型犬に属する犬種は12歳~13歳が平均寿命

だと言われているけど

放射能汚染地域では成犬になったらそれ以上は

生きることができないのではとの結果が出た

なので全部が若い犬で老犬がいなかったという事だ

原発を狙ってのロシアの攻撃は

もしもの時はウクライナだけが被害を被るわけではなく

西側諸国やロシアにも影響がいく

赤い森での塹壕掘りからも分かるように

ロシア兵は放射能の恐ろしさを理解していない為に

原発への攻撃もためらわないのではないか

ロシア上層部は正常な判断が出来なくなってきている

ようだ

もっともまともに考えていたら侵攻なんてしなかったろう

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