今日は七夕

今日7月7日は七夕

ただ私が住む北海道は8月7日に七夕をお祝いする

七夕になると星が見えるか夜空を見上げ

星空が見えると嬉しくて曇るとガッカリした

それは七夕の伝説からで

この日に天の川をはさんで

織姫と彦星が会える日だって言われていたからだ

なんでか曇ると会えないと思い込んでいたけど

そこのところはどうだったんだろう

天の川を挟んで1年に一回だけしか会えなかった

なんて子供心に可哀そうとおもったものだ 

この二人は恋人同士で

仕事をしないで遊んでばかりいたから

空の神様に叱られて天の川の両岸に分けられて

仕事を一生懸命にしたら

1年に一回だけ会わせてあげると言われたそうだ

これはこれで酷い話で

今で言うブラック企業以上だろう

七夕が近くなると親たちが『カンテラ』を作ってくれる

空き缶に針金で持ち手をつけて間には穴をあける

中に刺したろうそくの炎がその穴を通して

外にもれて明るくなるように

この日用に商店では可愛い『提灯』を売り出していたけど

可愛い提灯は小さいんで少し振り回すと

中のろうそくから日が移ってしまう

それでいくつかの提灯をダメにしてしまった

空き缶の方が丈夫で良いのだけど

缶が熱くなったりで危ないので

小さい子供は持たせてもらえない

なので缶を持たせてもらえたら少し誇らしかった

この提灯やカンテラを持ち浴衣を着て

する楽しみがあった

なんでか分からないけどほぼ『ハロウイン』と

似た行事で

何人かでグループになって家々を周り

玄関前で大声で歌う

  ♪ろうそく出~せ~出せよ

   出~さないと~かっちゃくぞ

   お~ま~け~に~噛みつくぞ

ハロウインの掛け声より少し過激かも知れない

この菓子の中の「かっちゃく」は北海道弁で

「引っ掻く」の意味だ

この部分は他に

「引っ掻くぞ」とか「喰いつくぞ」があるらしい

こうやって家々を回ると

ろうそくやお菓子を貰えた

我が家でも子供たちに渡す菓子とろうそくを

用意していた

なにせ「かっちゃかれたり」「噛みつかれたり」

されたらたまったものじゃないから

今はこんな子供の声も聞かれなくなったけど

我が家の孫が通っていた保育園では

七夕にこの歌を歌っていた

そういう伝統をつなげていってくれて嬉しいな

なんて思った

コメント

タイトルとURLをコピーしました