近くに川がある
幅は３～４メートルもあるだろうか
その川はさほど遠くもないところにある
海に流れ込んでいる
満ち潮になると微かに川が逆流しているようで
流れが変化していた
そんな小さな逆流をどや顔して孫に教えた
あまり感動はしてくれず残念
この前に見たら川面が水草でいっぱいになっていた
こんなんじゃ川の流れは分からない
知人が「ここでカバを飼ったら良いんじゃない？」
カバが水草を食べてくれるからという
水草がなくなったらカバはどうするんだろ
こんな事を７０歳のBBA二人でしばらく討論？
我ながら暇なんだななんて思った
今日見たら水草はなくなっていたけど
水の量が少ないのか川は流れていなかった
幾ら目を凝らしても流れているようには思えなかった
流れていなくても川と言うんだろうか
今年は水が少ないらしい
いつもなら川から田んぼに水を引いても
川には水は流れているんだけど
今年は水が少ないせいで川は底が見えている
川の氾濫で大変な思いをしている所があるのに
その一方では水が少ない
サクランボの産地でも畑の中を通っている川に
水が全く流れていなかった
水が少ないのと同時にこの暑さでサクランボの
ほとんどがダメになっている
瑞々しいはずの実が小さくてシワシワになってしまっている
去年から手塩にかけて育てたのにとつぶやく農家さんに
見ていても切なくなってきた
ところで川と河があるけど違いは何だろう
ざっくりと言うと川は小さくて河は大きいのを言うらしい
日本にだって大きな川はあるのに河とは呼ばないようだ
川幅が一番広いのが荒川らしく２キロ以上もあるらしい
けどこれくらいじゃ川なんだって
河と言うのは元は中国の黄河を示す固有名詞だったとか
ちなみに江は長江の事を言う固有名詞
今の中国では河も江も大きな川を表す言葉になっている
その黄河の川幅は１８キロメートルもあるというから驚いた
日本には黄河に匹敵するような川はない
そんなところから日本には河はないと言ってもいいらしい
なににせよ
小さくても大きくても川にはチュルチュルと水が流れて欲しい
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