娘たちは年に何回か我が家に来て
数日を過ごしている
家に入って荷物を置いてすぐにする事
冷蔵庫の扉を開けてすぐにぱたんと閉じる
それを母娘でするの
ポシュ パタン
ポシュ パタン
ポシュ パタン
開けてはすぐに扉を閉じる
「なんで来るなり冷蔵庫開けるの?」とわたし
「何となく」と娘
この意味が何となく分かったのは最近の事
認知症に初期になると冷蔵庫に不要のものが増えるという
買ってある事を忘れて次々に買ったり
作ったものを冷蔵庫に入れて忘れていたり
ある人の娘さんは一人暮らしの親の冷蔵庫から
タマゴを5~6パック見つけたとのことだ
他にもいつのものか分からない食べ物が入っていたりした
認知症が緩やかに進行すると
周囲には気づかれないことが多い
ましてや一人暮らしならなおさらだ
冷蔵庫の内容が初期症状の確認には有効らしい
ネットに
認知症になりにくい人と言うのがあると
つい見てしまう
常に社会とのつながりを持って
人との会話を楽しんで
朝に起きてお日様の光を浴びて
きちんとした時間に食事をとって
程よく身体を動かす
他にもあるけどこれらが認知症になりにくいひとだというなら
自分はどうだろう
考えるまでもない
ほぼ昼夜逆転の生活をして
家に引きこもり
身体を動かすなんて事は嫌い
食事も食べたいものを食べたい時間に摂る
人様との会話はほとんどない
これだけ見ると認知症まっしぐらだ
そんな事から娘は家に来ると認知症のチェックをしている
そうなんだろうと思う
周りに余計な物が増えたり
賞味期限が切れたものを後生大事にとって置いたり
捨てられなかったゴミが目立つ
そんな状態をチェックすると早めに対処できるらしい
とは言っても認知症を治す薬はない
独居老人と言われる自分ではあるけど
ゴミを貯めて心配されるようなことは避けている
ゴミ収集日には早起きして…か…寝ないで朝になったら
ゴミを出しているし
幸いと言うかなんというか
一晩寝ないですごす事にはなんの不具合もない
トイレットペーパーの芯は都度捨てている
(これが床にいっぱいな事も認知症にありがち)
娘や友人が持ってきてくれた難読漢字や
頭の体操をしている
身体を動かすことは嫌いだけど
少しづつ散歩の範囲を広げている…深夜だけど
ケータイは不携帯にならないように持って出ている
程よく料理をしてそれを食べて
程よく身体を動かして
自然の音を聞いて毎日を穏やかに過ごしていこう
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