どこを歩いてもマスク姿の人ばかり
中にはマスクをしていない人なんかもいたけど
そういう時は往々にして周りから無言の非難を受ける
コ〇ナの感染で戦々恐々としていた頃の話
ようやくワクチンの接種が始まった
よくもこんなに早くワクチンが出来たものだと驚いた
自分は職域接種の対象で
世の中の他の方たちよりも早くワクチンの接種を受けた
仲間内では
あまりに早いワクチンに職域接種は人体実験だなんて
そんなこそこそ話も出ていた
あながち思い過ごしでもないと思っているし
今でも重い副作用で辛い生活を送っている人達もいる
自分もワクチンの接種を受けたわけだけど
受けた翌日の早朝に足の痛みで目覚め寝返りも困難になった
自分で足を持ちあげて寝返りして
何とか立ち上がり掴まりながら歩いた
足の痛みがワクチンのせいとは言えないけど
恐ろしくなってその後のワクチン接種はしなかった
結局ワクチン接種は一回だけ
旅をするのが好きだった自分にとって
足の痛みで車の運転が難しくなったことや
一人で旅に出ることが出来なくなってしまった事は
思い描いていた生活とは完全に違ってきた
足が治ったら…いくらかでも痛みが良くなったら…なんて
思っていたけど
そんな時に出てきたのがワクチン接種証明書
この証明書とPCR検査の結果を持参しないと宿泊できないとか
それらを持参すると料金が割引になるという所も出てきた
ワクチンを接種しないことがとても悪い事のようになった
そんな状態がずっと続くのかと思うと
大げさではなく絶望も感じた
だって居住地から他の街に行く事も
どこかに泊る事も出来ないのだから
その接種証明書だけど今はどうなっているんだろうか
その頃はどこの旅行サイトをのぞいても
証明書の提示を求められていた
今でもまた感染が広がっているという話を聞く
けどあの国をあげての集団ヒステリーの様相はない
もっとも上級国民と呼ばれる人たちは
三密を避けてと言う時でも
お構いなしにノーマスクでパーティーを開いていたようだから
密集のどこまでが危険だったのかよくわからない
あのコ〇ナのおかげで
ワクチンの予約が出来ない高齢者が出て
そのワクチンの予約の詐欺事件が出て
飲食店が軒並み収入減で閉店したり
その助成金の詐欺が生まれたり
こんな事ばかりが頭に残っている
あの騒ぎはいったい何だったのだろう
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