北国と言っても
6月も末になって来ると日ごとに暑くなってくる
今日は何となくスッキリしない空模様
雨になりそうだったから
外に出るのを不精してひきこもっていた
雨は夜になってから少し降っただけだった
そう言えば…
母の実家がある村
そこには小学校の時に半年だけ住んでいた
川に洗濯に行ってた
洗濯だけじゃなくて台所でする仕事の全部
食器を洗ったり食事の支度
こんな事を全部川に頼っていた
これって夏だから良いものの
冬になったら冬になったどうしていたんだろう
その地域には雪が積もらないけれど
他の地域は大変だったろうね
そこの川は上流に人は住んでいなかった
だから洗濯や食事に使えたんだろうね
水量はあるものの水深は浅い川
川の端に石で囲いを作って
そこで洗濯や他の事をしていた
一番困ったのは米を研ぐときだ
鍋に勢いよくみずがはいると
水流が出来て米を流してしまう
そうすると下流の洗濯組から誰が米を流したって叱られる
叱られてもそれで終わり
いつまでも長く叱られた記憶はない
そんな水のきれいな場所だから
夏になるとホタルがたくさん飛んだ
集団用の水道が出来て川を使わなくなったら
いつの間にかホタルがいなくなった
小さいながらもきれいな水が流れていた川
小さい魚も数種類泳いでいたんだけどな
川に水が流れなくなったからか
護岸が出来たからか
どっちか分からないけど水はどこに行ったんだろう
ねぇ
こうやって自然がなくなって行くんだろうね
一度いなくなったホタルは戻らないんだけどね
川での洗濯
孫たちにも教えてあげたいな
そうやって暮らしていたんだってさ

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