ここ一週間は、毎日のニュースが気になっている。
ロシアがって言うより、プーチンがウクライナに侵攻している件だ。
昨夜、二国での停戦についての話し合いをしたが、合意が得られずに
日を改めての交渉となった。
それも当然の事だろう。
ロシア側の代表は、両国にとってどちらもメリットになるように合意
する事を望む…なんて事を言っていたけど。
そもそもが、勝手に侵略しておいて停戦協議もないだろう。
ロシア側の要求は ① ウクライナの非武装化
③ 中立となって、EUに加盟しない
④ 現政府の幹部の全員退陣
対して、ウクライナの要求は
① ロシア軍の即時撤退
これはウクライナに無条件降伏を要求しているのと同じだ。
中立になると言う事は、武器を持って自衛すると言う事なので、非武装
化と中立は矛盾している。
世界に永世中立国と呼ばれる国は数か国あるが、有名なところではスイス
があり、男性には兵役がある事でも分かる。
停戦協議中は攻撃をしないでというウクライナ大統領の要求も、すぐに
破られ攻撃している。
ロシアは核攻撃を匂わせているが、核の次に能力の高い武器を使って
都市を攻撃した。
また、軍事施設だけでなく民間施設や病院などにも攻撃の手を出している。
ロシアが今回の侵攻をした理由として挙げているのが、親ロシア派と言わ
れる人たちの住む地域で、ウクライナによるジェノサイドが行われている
ので、その地域の平和を維持するために派兵すると言うものだ。
このジェノサイドを受けた地域の人たちの、顔が全く見えないのもおかし
な話だと思う。
また、ロシア兵自体が演習と言われてウクライナ国境まで来て、そのまま
侵攻に参加する事になった。
ロシア国内では、情報統制が行われており、当初は攻撃にまつわる言葉が
入った文は削除されていたが、今はほとんどネットからの情報は見られな
いようになっており、外国に居る人たちからの動画で情報を得ている。
ロシア国内でも戦争反対のデモが行われており、そのたびにたくさんの人
達が勾留されている。
けど、大部分のロシア人は戦争をしている事を知らなかったり、ウクライナ
が攻撃してきたので反撃していると思わされている。
ロシア国内のデモでは、道路で立ち止まったり、声をあげたら勾留されると
言うので、みんな静かに歩を進めていたが、年配の小柄な女性が拳を突き
上げて声をあげた途端に、３名の警察官に連れられて行った。
今、ウクライナからは５０万人ほどの人が国境を越えて主にポーランドへ
避難している。
今後はさらに増えるだろうと予想されているが、高齢者は慣れ親しんだ町
から離れたくないとの思いから、また、情報発信しようとしている人も国
内にとどまっている。
ウクライナから避難する人達と反対に、ウクライナに入国しようとする男性
達も多く、自国を守るために帰国するという。
ロシア側の条件を見るに、停戦交渉が合意に至るとは思えない。
一つ懸念していることがあるとすると、交渉の場からウクライナ側の人たちが
拉致されるのではいうことだ。
史実としてあることだから、交渉の翌日はすぐにニュースに目を通した。
そうはならなかった事は幸いだった。
ウクライナの願う方向で停戦になる事を願っている。
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