侵略の陰で起きている

ロシアによる病院空爆の為に、職員や患者が、果ては手術室までが

地下シェルターに移動している。

産科もその一つで、これから出産を迎える人と出産を終えた人が、

大きなおなかをさすりながら、生まれたばかりの乳児を抱きながら

シェルターで過ごしている様子が映像にあった。

たくさんのベビーベッドが並んでいる所に、たくさんの乳児がスヤ

スヤと眠っている映像もあった。

それを見て、少し違和感を感じた。

ベビーベッドが並んでいるシェルターには、女性が数人しかおらず

母親に抱かれている乳児は一人もいない。

他の産科シェルターに比べて、とても静かだった。

乳児を残して母親が犠牲になったのかと、眠っている乳児の顔を見

て胸がつぶれるような思いを抱いた。

実は、その乳児たちは、ウクライナの代理出産で生まれた子供たち

だったという事を、昨日知った。

代理母を認めている国はいくつかあるが、ウクライナもその一つで

毎年2000人以上の子供が産まれているそうだ。

他の国では、代理母から生まれた子供は代理母とその夫を親とされ

育ての親の元に養子として引き取られる。

けれども、ウクライナでは育ての親が自分たちの子供として認めら

れるので、出産後の手続きが容易とのことで代理母をウクライナに

求める人達が多いそうだ。

両親の大半が外国人だそうだ。

今回の侵略後には41名の赤ちゃんが産まれているが、空爆の中で

外国からの引き取りが難しい状態だ。

それでも9組の夫婦が引き取りをした。

今現在、20人の乳児がいるけど、名前がない状態だという。

本来は、番号で区別しているけど、いつ引き取られて名前が付けら

れるか分からない状態に、職員が仮の名前をつけて呼んでいる。

今後、このような子供は100名位になる予定との事だ。

いま、代理母の是非を問うつもりはない。

両親にとって代理出産は第一の選択ではなく、そこに至るまでには

様々なプロセスを経ているのが理解できるような気がするからだ。

今後、100名になるという子供たち、この子供たちを両親の腕に

抱いてもらうためにも、早急な停戦が望まれる。

    〇 兵士の母の会

停戦に向けて、つよい影響力を持っているとされるのが母の会だ。

1989年に設立され、母親によって、ロシア兵の権利を守ること

を訴える団体で、行方不明の兵士の居場所を突き止める活動も行っ

ている。

チェチェン紛争の際の反戦のデモでは、国全体の反戦への高まりを

助ける要因にもなったということだ。

犠牲になった兵士が、ロシアの手によって行方不明や敵前逃亡とい

う扱いにならないように。

    〇 侵略によって離散した家族

侵略によって離れ離れになっている家族は多い。

18歳から60歳までの男性に出国禁止令が出てからは、他国へ避

難した人たちのほとんどが父親や夫と離れ離れになっている。

ある家族は、侵略直前に子供たちだけで出かけていて、母親とはぐ

れてしまった。

長男と連絡がついたが、子供6人はロシア軍によってドネスクに連

れ去られ、親に捨てられたんだとの洗脳状態にされていると知らさ

れた。

また、捨てられたので、今後は別の家族のもとで育てられるとも長

男から伝えられた。

母親の元に戻してもらうように訴えている。

    〇 写真に見るロシアの嘘

兵士が子供を抱きあげて、ウクライナの攻撃からロシア兵が助けた

との報道がロシアのツイッターにのった。

しかし、この写真は2005年にイラクで撮られたものだというの

が、写真を撮った戦場カメラマンの申し出で明らかになった。

見比べると、今回の写真は画像が荒いが、元になった写真は鮮明で

子供の髪の毛がはっきりとしており、何より、兵士の右腕にアメリ

カの国旗がついているのが見える。

また胸部分にも英語の表記がなされている。

写真家はマイケン・ヨン氏と言い、元の写真を提供している。

このことから、妊婦がホテルの廊下のようなところでロシア兵に抱

きついて、助けてくれてありがとう、貴女は私の救世主だわと言っ

た写真の信憑性も疑われる。

    〇 子供を使った嘘

ロシア独立メディア<メデゥーサ>より

子供たちが、ZのついたTシャツを着て、旗をもって躍る姿、Zの形

にたくさんで並んでいる写真がある。

まるで、隣の国のマスゲームに似ている様相だ。

ロシアと言うより、戦況が劣勢になったPが自分の生き残りをかけて

あがいているようにも見える。

    〇 ちょっとつぶやく ルカちゃん溺れる

2021年にソチでP大統領と会談したベラルーシのルカちゃん。

Pから、黒海で泳げるかと聞かれたそうだ。

楽しそうに耳打ちしている写真があったけど、その時か?

翌日に、船から突き落とされ泳いでいる画像があったけど、まるで

溺れて助けを求めている様子。

ルカちゃんは足元が定かでないようで、船のタラップや階段を歩く

時に手すりに掴まりながらだった。

これって、いじめじゃないのかな?

    〇 ちょっとつぶやく② 塹壕掘るのも命がけ

チェルノブイリを占領したロシア軍、発電所近くの『赤い森』に塹

壕を掘って被ばくし、たくさんの兵士が放射線障害の症状で病院に

行ったって。

ずさんと言うより、そういう事も教えられていないロシア兵が可哀

そうでならない。

塹壕を掘るのも、抗戦の為と言うより寒さを防ぐためらしい。

寒いし、食べ物もない、母親の事を考えたらいたたまれない。

    〇 ちょっとつぶやく③ Pはサイボーグ???

         筑波大学人文社会学教授

         中田逸郎先生

この先生は、突拍子もないことを言って楽しませてくれる。

最近の一押しは、ロシアのPはモナリザを模して造られたサイボーグ

だという説 (笑)

モナリザとPをじっくりと比べた事はないけど、言われてみると何と

なく似ていなくもないような…けどサイボーグ(笑)

 

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