マイクロチップの埋め込み

6月1日から、犬猫へのマイクロチップが義務化された。

マイクロチップを入れる事で、迷子や盗難や災害時

に飼い主の特定ができるメリットがある。

半面、悪徳ブリーダーによる無資格でのチップ挿入の

恐れがある。

チップ挿入は店側の負担になるからだ。

そのために、獣医師に依頼せずにブリーダーが

自ら入れることも考えられる。

また捨てる時にチップを除去してから捨てる人も

出てくるのではないだろうかと言う意見もある。

数年前からの感染症で、ペットを飼う人が増えたという。

そして、捨てられる犬猫もまた多くなっている。

捨てられる事がないまでも、虐待も多くなっている。

多頭飼いの飼育崩壊も起こっている。

初めからたくさん飼っていた訳ではなく

家の中で飼っているうちに増えていき

中には何十頭にもなっていた例もある。

1年ほど前には、8畳2間に150匹あまりの犬が

いて保護したという。

また、札幌市では10年ほど前に数匹の猫を飼い始めた

ところ5年で90匹になったという。

すでにマイクロチップが義務付けられているイギリスでは

捨てられている犬猫や虐待が疑われる場合は

チップで飼い主を特定し、2度とペットを飼う事が

できないそうだ。

ただ、この義務化には、すでに飼われている1600万匹

は対象外だ。

もちろん、その中にもチップを埋め込んでいる

犬や猫がいる事は間違いない。

実際にわたしの周囲ではチップを入れている人も多い。

私自身、現在は犬猫は飼っていないので

チップの可否については現実として考える事は出来ないけど

入れる事のメリットが多いように思える。

ただ、先に言ったようにブリーダーで入れるのは賛成できない。

悪徳と言われる、一部のブリーダーがいるからだ。

入れるチップ自体はごく小さいものだけど、入れるための針が

太いようだ。

避妊などの手術を予定している時は、それと一緒に

入れることをお勧めするとは、獣医師さんの意見だ。

ペットはアクセサリーではない。

飼うと決めた以上は、最後まで責任を持つべきというのは

以前から言われてきた事だ。

シンプルにこう考えるのが大切と思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました