どっこいしょは、仏教用語の『六根清浄』が由来なんだって。
六根は人に備わっている五感に第六感を足した6つの事で
それを清らかにする事なんだってさ。
山に登るときに「六根清浄、六根清浄」って言いながら登って
行くのを見た事がある。
山には神様が宿っているって言う考えから、心身を清めながら
登ってたんだね。
山登りはしないのに、つい言ってしまう「どっこいしょ。」
短く言うと「どっこい」だけど、これは若い人が言う掛け声だと
思うんだ。
民謡の合いの手でもどっこいってはいる事があるけど、これは別。
あるていどの年齢になると「どっ、こい、しょ」って
3つに区切ってゆっくり言うとちょうど良い。
友人がどっこいしょって言うと、あら仲間がいたわ
なんてちょっと嬉しくなる私は嫌な奴?
それでも、こんな意味合いがあったって分かったら
どっこいしょって言うのも悪くない。
立ち上がるのにどっこいしょ。
手を伸ばしながらもどっこいしょ。
今まではあんまり言わないように注意していたけど
こうなってくると、何かの折に言うのも良いよね。
言いながら、清めているんだものね。
ただね、やっぱり人前ではあんまり言わない方がいいかな。
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