仕事帰りにスーパーに寄って
車のエンジンをかけたところで電話に着信あり
職場で急病が出ると私にかかって来るんで
何も考えずに通話ボタンを押したら…
「〇〇ホテル〇〇〇号室!今日は遅れないで行って!」
何の電話だろうって思う間もなく電話が切れた
番号は通知されている
ほんの少し考えたけどさっぱり分からない
知らない番号だし内容も思いつかない
後になって分かった
あれって〇リヘル?
またかかって来るかななんて
少しワクワクしながら待っていたけど
それっきりだった
電話だけでホテルと部屋番号を知らされて
その場に赴く
なんて危険な事だろう
それでもそういう手段でしか収入を得られない人も
いるんだろうな
昔は赤線とかって言いうものがあったらしい
いわゆるそういう事の専門の場所
一緒に働いていた年配の看護師が
月に一回はドクターと一緒に検診に行っていた
と聞いた
1958年の売〇防止法でそういう場所はなくなった
それでも札幌市にはかなり後まで残っていた
大きい通りに面した場所に
小さな小屋がたくさん並んでいた
近くを通る時
横目で見ながら足早に通り過ぎたものだ
今は東京都の一角に年若い子供と言える年齢の
女の子が集まっている場所があるらしい
そうやって犯罪に巻き込まれて行くと聞く
事件が起きるたびに
やるせない気持ちでいっぱいになる
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