語源は英語のことわざからで
The last straw breaks the camels back
我慢強いラクダが背中に藁を積まれて行くけど
限界を超えると最後の藁一本で崩れる
そんな意味なんだって
初めてこの言葉を聞いた時は
何とも言えないやるせない思いがした
我慢の限界を超えた時に起こる現象だから
これは人間の精神にも当てはまると思う
もう少しあと少しって頑張っていたものが
最後の時に全部崩れてしまう
物事をいい加減にしない真面目な人が陥りそうだけど
そういう人って
自分で何とか頑張ろうって思って
周りに助けを求めにくいのかも知れない
なんで言ってくれなかったんだとかって思うけど
そうできないんだよね頑張り屋さんだから
気づいてあげられたら何とかできたのに
なんて思う所がある
わたし今でこそ膝も手も痛くてものを持つのも
けっこに大変なんだけど
10年くらい前まではかなり重いものでも
運んだりできたんだ
家の中のタンスや戸棚なんかをあちこちに
動かすのが好きで
思い立ったら夜中でも家の模様替えをしてたんだ
ある時
ふと思い立ったのがソファーベッドの移動で
1階にあるものを2階に上げようって考えた
ソファーベッドって重いんだよね
階段で縦にして中ほどまで上がった時に
家にいた猫が一匹ソファーの上に上がった
かなり重い猫だったからぐっときたよ
「すみませんけどどけてもらえない?」
「つぶれてしまうからどけてって」
何を言ってもどけてくれない
もう一匹が真似したらどうしよう
時期は夏
壁とソファーに挟まって身動きが
取れなくなってしまった
汗はダラダラ
このままだったら…なんてずっと思ったよ
階段でソファーと壁に挟まって…なんて
後世まで笑われてしまう
いや~本当に〇ぬかと思った
あの猫一匹の体重が身動き取れない原因なんてね
どれくらいそうしていたかは分からないけど
何とか2階まで上げたのは覚えている
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