夕方の４時ともなればもう暗い
いくら電気料金が高くなったといっても
電気をつけないと気持ちまで暗くなってしまう
けどこの物価の高騰は何だって言うのだろう
高く上がって良いのは凧だけとは言っても
凧だって上がりすぎると困りもの
凄い力で糸を高く引っ張っていつまでたっても
戻る様子のない凧にはある種の恐怖を感じる
夕方になって電気をつけて
カーテンを閉めてって孫たちに言ったら
誰も家の中を見ないよって言われた
もっともだ
外を歩く人がいないし
そもそも家の中なんか見えないんだから
窓の外はいつの間にか雪の山が出来ているもの
それでもやっぱりカーテンは閉めたい
「なんでカギかけてるの」と友人①
「カギかかってたよ」と友人②
夜のカーテンと同じようにカギもしっかりとかける
田舎に行くと行くほどカギを掛けない傾向にあるみたい
なのでカギを掛けていると言われる
あまり色々と言うと防犯上の問題が出てくるから
これ以上は言えない
錠前にも色々ある
特に今は磁石を使ったものもあるらしい
子供の頃は『じょっぴん』とか『しんばりぼう』
とかって言ってたと思う
これは方言なんだろうか
じょっぴんは先端から螺旋状にきりこみが入っていて
鍵穴に入れて回すと場がかかる
錠に使うピンって事かなと思っている
今でも使っている所はある
しんばりぼうの方はどんな字を書くのか分からない
との後ろに斜めに棒をさしかけて
開かないようにするもの
カギの博物館とかがあったら行ってみたいものだ
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