国道沿いに住んでいるので
散歩に出ると車がビュンビュンと走っている
けど人はいないんだよね
たまに会うと自分と同じかもっと年上の女性
家の前の道を歩いても夜になって明かりがつかない
そんな家が多くなってきた
これは限界集落に近づいたかななんて思っていたら
近づいたどころじゃなくてストライク
2020年の調べでは
世帯数は321世帯
総人口が643人
65歳以上が364人
総人口の半分を65歳以上の人が占めたら
それは立派な限界集落
まえに調べた時は351世帯に745人が住んでた
65歳以上は312人で
お~っここも限界集落に近づいたかなんて思っていた
そうしたらなんとすでに限界集落に突入していた
2020年の調査からもう4年が経過しているから
今はもっと少なくなっているんだろうな
それだもの灯りがつかない家が多くなっている訳だ
そんな私自身が入院したとか施設に入ったとかって
噂されていたのも数年前のこと
雪国は除雪をしていないと留守だと思われる
留守と思われるだけならまだ良いけど
いつの間にか入院とはね
ビックリだよ
こうやって噂が噂を呼んでしっぽやヒレがついて行って
小魚が大魚になっていく
そんな噂を呼ばないためか
隣の主が雪をきれいにかたずけてくれている
限界集落とは言ったけど
それにはまだ条件があるらしい
その一つが
冠婚葬祭などの社会的共同生活を維持するのが
難しくなってきているところ
そうあるけど
今は地域で冠婚葬祭をするところは少ないと思う
それ以外の社会的生活と言うと
身近なところでは交通とか買い物だろう
一日の本数は少ないけれどバスも汽車も通っている
(汽車でまちがいない)
(電車は走っておらず走っているのは気動車だから)
買い物も週に2回は隣町のスーパーから
移動販売が来てくれる
欲しいものを伝えると次の時に持ってきてくれる
その同じスーパーでは宅配もしてくれる
地域としての機能がどうかと言う事になると
今のところは充分に回っていると思う
それがよそから見て十分でないとしても
住んでいる人間が満足ならそれで良し
『足るを知る』だ
限界集落もなかなか良いもんだ
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