私は強度の方向音痴だ。
絶対音感ってあるけでど、同じ絶対がついてもイメージがひどい。
少し興味がわいて、方向音痴を調べてみたら、
①視野が狭い → 自分の目の前しか見ていない
②思い込みが激しい → 自分で思い込んだ道を行く
③地図の見方が分からない
④迷っても、元の所に戻らない → 引き返さない
⑤空間把握能力がない
ひどい言いようだと思うし、まだまだマイナス要素があって
本当に心が折れそうになった。
①と②は何となく当てはまるかなとは思うけれど、④に至って
は、元の場所に戻れないから迷子になるんだって突っ込みたい。
⑤はあまりにもひどい。
③だけど、大型店舗に入ると、入った所の売り場を覚えておいて
それを目印にしているけど、迷うんだよね。
外を歩く時は、今は地図アプリがあるから便利だし、店舗では
各階にあるフロア案内を見るようにしている。
だいたい、歩くのが遅いのと迷子になる確率が高いから、
早め早めの行動を心掛けている。
何年も通った職場に行くのに、反対方向へ車を走らせた事も
あるからね。
早めに出かけると、迷っても時間を気にしなくてもいいからね。
何処かに公共交通機関を使って行って、時間が余っても全然
気にならない。
ひどい時は、職場内の廊下で迷う事もある。
道路で迷う原因の一つは、私の性格にあると思う。
方向音痴なのに、知らない道があると通りたくなってしまうの。
行き止まりだったり、途中で別の道に出て迷うんだよね。
これは、好奇心が旺盛と思って欲しい。
負け惜しみで言っているのでは、断じてない。
ただね、今思うのは、近道かなと思って通って、もしも迷っても
たいていは、何となく見た事のある景色の所に戻れるし、
迷っている間に、新しい発見があるから楽しいんだよ。
あ~こんな所にこんなものがあったのか、とか、ここに
来てみたいなとかだね。
私の年齢になると、時間を気にするような事はしたくないし、
自分なりに、方向音痴を楽しんでいるところもあるんだ。
孫たちと出かけるときはとっても気持ちが楽だよ。
まごA「あ、ここは行くときタクシーで通ったよね」
まごB「そうだね、あの店がこっちに見えてたものね」
私には全く分からない会話だ。
あとは地図を見せて、今いる場所はここ、ここに行きたいの
って言うと、ちゃんと着くから。
娘の家から買い物に出かけた時の帰り道
「ここまっすぐに行ったら左に曲がるの。次は右だよ…
もう着くからね。」と案内をしてくれたけど、私が買い物の帰り
に迷ったのを知っていたのかな。
これからも、方向音痴を楽しんでいくよ。
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