何か欲しいものある?

何か欲しいものある?

こう聞かれなくなってどれほど経っただろうか

たいていは誕生日前や最近なら

そうしてクリスマス前に聞かれた

プレゼントというものは欲しいものを貰うのが

良いのかもしれない

けど思いもよらないものを貰うとこれまた嬉しい

なので「選んでくれたら何でも嬉しい」と答えている

  ○○頃に誕プレが届

  何がとどくかはお楽しみ

昨年の誕生日は娘からこんなラインを貰った

何が届くんだろう

届いたものには驚いて嬉しかった

寒くなるころにはお風呂用の温温風器

登山用のアウターやブーツとタイムリーに何かが届く

誰かにあげる立場だとしたら

なにをあげたら喜ぶだろう

ありきたりじゃなくて役に立って…

こうやって考える時間もまた貰うより楽しかったりする

自分で言うのもなんだけど

そうやって考えてプレゼントしたものは

たいてい喜ばれている

もっとも貰う方だって嬉しい振りをしているのでは

そう言われるとこれまた反論は出来ない

けど自分が嬉しい振りなんかは出来ないので

人も又そんな振りはしないだろうなんて思っている

以前に同じ施設の人からポストイットを貰った

「こういうもの好きだと思って」と

あれは嬉しかったな

『可愛いもの』『小さいもの』これは好きな物の中のひとつ

今は何が欲しい?そう聞かれたら

「包丁!」と大きな声で返事をしたい

こういう刃物は人にあげたり貰ったりするものではない

なのでじぶんで買おうと思って調べている最中だ

使用中の包丁はかなり長く使っている

少なく見積もっても30年以上になる

包丁は金属でできているので(今はステンレスと言うのもある)

長年研いでいるうちにだんだんと小さくなってきた

そろそろ新しいのが欲しいかなと考えている

包丁には銘が入っていて刃もとに『源久重』と彫ってある

修学旅行のお土産だったと思う

包丁なんて切れたら何でもいいなんて思っていた頃に

こんな包丁を貰った

使ってみて驚いた

料理の出来は包丁で決まる

まさにその通り

魚や肉だけじゃなく野菜も包丁で出来上がりが変る

今自分の料理が美味しくないとしたら

それは包丁のせい?

重久さんの申し訳ないから近いうちに研がないとね

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