真夜中の迷惑な訪問者

昼間の暑さを少しだけ我慢していると

夕方の4時位には涼しい風が窓から入って来る

昨日は知人から借りていたマンガ本20冊を枕元において

思いのほか没頭して読んでいた

何か左目の端にフワフワしたものが見えた

それはフワフワと天井から落ちてきたけど

それはゆっくりだった

まるで鳥の綿毛でも落ちてきているみたい

少し眺めてから本を置いて立ち上がり

近くに行ってみた

それでも何なのかはっきりしなかったので

ジッと眺めていて気付いた

あらクモじゃないの

奴も私に気づいたのか動かなくなった

蛍光灯付近から糸を繰り出して降りてきたようで

空中で止まっている

いつ動くのかなって見ていたらようやく下がりだした

家にいてもらうのは困る

テッシュでくるもうとしたら

手からすり抜けて私の手にぶら下がってしまった

そうして急いで上がって来たから

テッシュでくるんで外に出ていただいたよ

一昨年は羽アリの大群

去年はテントウムシ

年に一回位こんな迷惑な訪問者が来る

テントウムシなんかは滞在許可を出しても良いんだけど

こんな家の中にいたらお相手が見つからない

それにブ~ンブ~ンって家の中を賑やかに飛び回っては

たまにパチンって蛍光灯にぶつかる

時間はかかったけど外に出ていただいた

テントウムシは幸福を呼ぶ虫とは後で知った事だけど

だからって言っても家の中にとどめておくのは違うよね

どこからか入って来るのだろうけど

出来たら夜中の訪問はやめてほしい

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