ラーメンだって危険
ラーメンは大好きだからこれからも食べるけど
自分としては注意が必要だって思っている
暑い夏の日にラーメンをすすって気が遠くなった
そんな事があった
他にもラーメンの海苔が喉に引っ付いた事があった
函館の親類から突然の知らせがあって
弟と二人で夜に車で向かった時
なにせ夕食抜きで出発したから
暗くなるに従って胃のあたりが痛くなるほど空腹になった
食事をするところって
どこにでもあるって考えていたのが大間違い
走れど走れど暗さが深くなるばかり
食事処にありがちな赤い暖簾を
目を凝らして探したけどさっぱり見つからない
このまま何も食べずに行く事になるのかなって
絶望(おおげさ)したところに見つかった
暗い中に一軒だけ明るい光を放っていた
あまりに暗い中にあったから
ゲゲゲの鬼太郎の世界に迷い込んだのかななんて
頭の中にちょっとだけ浮かんですぐに消した
だって思うだけでも怖いものね
そこはあの有名な〇岡屋
かなり遅い時間だったからか客は少なかった
カウンターに座り
目の前にラーメンが来た
ラーメン丼の縁に四角い海苔が立てかけられていた
海苔で麺をくるんで一気にすすった…
すすった…息が止まった
海苔が喉に張り付いたって事は分かったよ
これで川を渡ったら後世にまで笑われるだろう
それは避けないと…思ったってとれるものじゃない
この時他に思った事
苦しくもないものだなって事
結構冷静に考えていた
確か弟は右隣りで麺をすすっていた
声をかける事も考えられなかった
なんでかな?
ただただ海苔で〇にたくはないって事
かくして生還した私はここにいる
海苔は汁につけてから食べる事
これがラーメンを食べる時の自分の取説
さあ夜になっても27℃と暑さが残っている
今日も熱いあんかけラーメンを食べよう
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