母と食べた芋粥

毎年夏になると母が作った芋粥

8月15日近くなると作っていた

ここ数年はすっかり忘れていた

今日作ってみた

芋粥に入れる芋は男爵イモがあうと思う

そもそも昔はじゃがいはそんなに種類はなくて

男爵イモ=いも=ごしょいもってこれ一択

ごしょ芋って言うのは北海道の方言らしい

ひとつの種イモから五升も採れるからって言うのが名前の由来

北海道開拓の時代にはこの芋が生きていく術だった

他の地域の芋は食べたことはないけど

北海道の芋は美味しい

色々な料理法がある

芋と玉ねぎがあったらしばらくはしのげる

これにベーコンでもあれば最高だけど

そう無理も言えない

もちろん今日作った芋粥も美味しい

ところが母が作ったものとはちょっと違った

薄い塩味をつけて芋と米を炊いたけど

どうも同じようにはいかない

今の時代の贅沢に慣れたせいとも言えず

やっぱり出来上がりが悪いのだとガッカリだ

これからは時々作ってみようと思う

芋粥にあうようにと副食は茄子の味噌あえにした

甘味噌に大葉を刻んで入れた

これは美味しかった

今外では大粒の雨が降っている

こうやって一雨ごとに冬に向かって行く

この雨がやんだら抜けるような秋の空が見えて

空気が少し乾いたように感じる

雨振りのうちに家の中の冬支度をしたいとは思うものの

どうもその気になれない

急ぐこともないからそのうちにって事で…ね

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