トンガ王国への支援が始まった

先日、津波で甚大な被害を被ったトンガ王国への支援が始まった。

飛行機の滑走路に火山灰が積もって、飛行場が使えない状態で周辺の

国々、オーストラリアやニュージーランドから船舶での支援が開始し

ていた。

日本からも、船舶や航空機での物資輸送が始まった。

今は飛行場が使えるようで、緊急の追加支援が続々とされている。

現地の方の話だと、水と食料の不足が目立っているとの事だが、小さな

島が点在している国の為に、島から島への移動も困難な状況だ。

トンガと友好関係にある日本の市では、そこ独自での支援も届いていると

いう。

しかし、支援物資の受け渡しが厳しい状況にあるという。

トンガでは、新型コロナの感染者が累計わずか1名の状態なので、支援物資

の受け渡しの際に接触を最小限にしているが、トンガ側で働いている職員の

防護服がどうなっているか気になる。

日本が災害に遭った時に、トンガの子供たちからお小遣いを貯めての支援

や、農家からは穀物の支援が届いたとの事だ。

トンガはさほど裕福とは言えない国で、公務員の平均月収が5万円弱だそ

うで、年収にしたら約60万円。

一般の労働者の平均年収は最低レベルで30万円位との事。

その中からの日本への支援は値千金と言える。

どこぞの一般人夫婦に莫大な支援を続け、今年度は8億円の追加支援が行く

という話があるが、あながちデマでもなさそうだ。

そのすべてが日本国民からの税金と言われ、全くもってとんでもない話だ。

そんな無駄な税金の使い方をするから、国民の反感が絶えないし、それを

補うための消費税の増税もあるという。

当初、トンガへの緊急支援は日本円で約1億円だった。

8億円のお金を右から左へ移せるのであれば、トンガへの支援をもっと

たくさん考えても欲しいし、そういう税金の使い方であれば賛同する人

が多いと思う。

『分け与える』という文化があるトンガだが、日本とはラグビーでの繋がり

が深いようで、そのラグビーにしても、トンガ人のそろばん指導者を育成

するための日本留学でその留学に選ばれたのが、トンガ代表だった2人の

ラグビー選手だったと言う事だ。

そろばんは、トンガでの算数教育の一環となっており、小学校3年から5年

の必修科目になっているそうだ。

『遠くて近い国』トンガへの支援を、今回の災害支援のみにとどまらず、

技術支援などの継続を願う。

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