駐在さん呼んじゃった

駐在さんに電話して来てもらった。

何年も前からなんだけど、家の敷地に足跡がくっきりとついているの。

今年も、積もった雪の上にくっきりと足跡がついていた。

数日前の早朝には、明かりのセンサーが反応して煌々と明かりがついた。

わたしはたいていの所、朝まで起きているから普段は気づかないんだけど

その日はたまたま4時くらいに家の明かりを消して眠ったから、外の明か

りに気が付いた。

人が通らないとつかないはずなのに。

それに人の通り道でもない。

朝になってから見てみると、家の玄関の前を通って、角を曲がってから

ベランダ側に歩いて行った足跡がついていた。

前は狂暴な猫や犬がいたから、気にはなってたけど半ば安心していた。

今は文字通りのひとりぼっちなんで、気持ちが悪いのと不安なのとで

ちょっとした物音にもビクッとしていた。

2階から物音がした時は、恐る恐る階段を上がって、ドアを開けたり押し

入れの戸を開けたり、カギを確かめたりしていた。

だから、今回は思い切って駐在さんに電話した。

駐在さんだから、地域内に駐在?しているのかと思ったら、電話が転送に

なっていきなり本署に繋がってしまったものだから、話そうと思っていた事

もすんなり出ずに、しどろもどろ状態。

それでも話を聞いてもらえて、15分位で駐在さんは来てくれた。

そこで又、しっかりと話を聞いてくれて、家の周りを調べてくれた。

結局のところ、今日のはガスの検針じゃないかって。

とりあえずホッとした。

最近、不審者の通報があって、赤いパトライトをつけて巡回してるんだって。

上司の方も来てくれて、2人で家の周りを見てくれた。

膝上まで雪に埋まりながら、足を引き抜くようにして歩いて見てくれたけど、

見てくれた事だけでなくて、帰ってからの事を思うとなんだか申し訳なくて。

だってね、おまわりさんっていろんな仕事をした後は、それで終わりじゃ

なくて、それはそれは事細かに記録に残さないとならないでしょ?

その事を言うと「いやいや…」って笑いながら、世間話をして帰って行った。

下の孫が、お巡りさんになりたいって話をしたら、

「今のうちに唾つけておくかな」

「大きくなってもそのままの気持ちでいてくれたら…」

って笑っていた。

子供が、自分の仕事を見て、そういう仕事をする人になりたいって言ったら

嬉しいもんだと思う。

私の場合、学校の先生だけにはなりたくなかった。

今思うと、ほとんどが良い先生だったけど、長く受け持たれた先生がね…。

お巡りさんになりたいって言ったうちの孫、なぜかシックスパックに憧れて、

腹筋運動やブリッジをしていた。

なかなか憧れのシックスパックには遠くて、おなかにボールペンで書いていた

らしい。

ちなみに、孫はディズニープリンセスのコスプレが好きな女の子。

あんな優しいお巡りさんだもの、また電話して来てもらいたいな。

そう言ったら、いつでも来ますって言ってくれた。

帰りに弟と出会って、立ち話をしていた。

私の事「話し相手がいないから、話したくてしょうがないんだ」って弟。

失礼しちゃうよね、本当の事とはいえ。

何かで見た『幸せカレンダー』今日もしあわせマークがつくよ。

今年に入ってしあわせマークは連日更新中!

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