ロシア やってる事はソ連

ロシア軍に包囲されているウクライナのマウリポリ。

街のの90%が破壊されて、ライフラインが途絶え、食べ物もない

状態で、17万人の市民が街に残されている。

支援物資を届けることが出来ないばかりか、市民が街から外へ避難

する事も出来ない状態だという。

そのマリウポリで、市民がロシア軍によって強制移住の危険にもさ

らされている。

15000人の市民に危険が及んでいるが、すでに6000人はロ

シア国境近くのタガンログへ連れ去られている。

マリウポリでは、ロシア兵が子供にチョコレートを差し出す映像と

ともに、Zマークの付いた段ボールから食料や薬品を住民に配って

いる様子が流れてきている。

1人の女性の話では、受付のようなところで番号を貰いロシアに行

くバスに乗せられて、すでに友人が一人連れていかれたとの事。

また、夜中にロシア軍がきて連れていかれたり、ジャーナリストの

家に行き留守の本人の代わりに父親を連行した。

本人が出てこなければ父親を穴倉の中に入れると脅されている。

ロシアに連行された人たちは、パスポートも携帯も取り上げられて

1人1000ルーブル(日本円にして約12000円)を支給され

ロシアに敵対していないかとの選別をされて、職業の斡旋を受ける

というが、指定された移住先はほとんどがサハリンとの事だ。

そして2年間はロシアから国外に出る事は出来ないと言われる。

一人の男性は、ロシア兵は優しくて乱暴な事はしない、自分たちの

事を考えてくれている、と話していたが、この状態ではロシアに対

して敵対するような言動は出来ないだろう。

連行後は広い避難所のようなところで次に何が起こるのかを待って

いるしかない。

今日、一人の妊婦がホテルの廊下のようなところでロシア兵に抱き

つき「あなたたちは救世主だ、助けてくれてありがとう」と言って

いる映像が流れていたが、これこそ信用できるものではない。

ところで、なぜ今サハリンなのだろう。

少し前はシベリアに移住という噂が出ていたが、ほぼサハリンに決

まっているようだ。

サハリンから日本に侵略するときに、住民を盾に使うつもりなのだ

ろうか、単に労働力としての移住なのだろうか。

サハリンの南半分は、大戦前、日本人が居住していた時に栄えてい

たところだ。

北半分も町が出来ているが、『ハリドの世界』というYouTubeの方

の配信を見るに、ネフチェゴルスクと言う町は、1995年にあっ

た地震で壊滅状態となり、崩れた建物はそのままに、倒れた電信柱

のそばに電線が地面を張っているのが見えた。

ウクライナも寒い国だが、サハリンは比べものにならない寒さだ。

他国民を強制移住させるなんて、昔のシベリア抑留と同じではない

か、それも女性と子供だけだ。

ロシアになっても、行動はソ連と何ら変わりはない。

ロシアは今回の侵略を侵略でも戦争でもないと言っている。

これが侵略ではないのなら、一体なんだというのだろう。

嘘に嘘を重ねて、何が真実か分からなくなっているのではないか。

停戦になったら、一刻も早くこの人たちの救出に向かおう。

ウクライナが独立を保ったまま、自衛の武器を持って、停戦に至る

事を願っている。

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