LGBTQ法案見送り

『同性愛は依存症』

『同性愛は精神障害』

自民党の国会議員による会合で、LGBT差別の冊子を配布

したという事に対して今月4日に抗議デモが行われた。

以前、同性愛は治療ができる精神疾患であり

治療が必要という意見があった。

今現在は、精神疾患から削除されている。

同性愛は依存症でも、ましてや精神障害でもない。

かなり前から、差別撤廃の運動があったけど、

今回も見送りになった。

正確には『LGBT理解増進法案』という。

理解しましょう、分かってあげるように努力しましょう

ではなくて、差別を撤廃するように文言を変えて

欲しいという運動が盛り上がっている。

総理は、今、法案を提出するには慎重に議論を

重ねる必要があるとの見解を示した。

結局は先送りにするための言い訳に過ぎないだろう。

なんでこの人ははっきりと物を言えないんだろうな。

いつでも先送り、慎重に検討して…しかない。

LGBTの人たちが、目指すのは同性婚だけどせめて

パートナーシップ制度を認めて欲しいというのには

切羽詰まった事情がある。

同性の場合は、長く一緒に暮らしていても

家族とは認められない。

入院や手術になった時にも、家族として病状を聞いたり

手術の同意が出来ない。

家族として認められないという事だ。

目の前でドアをピタっと閉められるような物でしかない。

どれほど辛いだろうか。

一部の都道府県では、パートナー証明を認めている。

8年前に、国連からのメッセージで

LGBTを差別してはいけない。

マイノリティで人を差別してはいけないと言っている。

世界76か国では同性愛が違法とされ、7か国では

死刑に値する。

世界でも日本でも大昔からある事。

化石のような考えの議員はいまだに嫌悪の対象としている。

1年前に、東京足立区議の白石氏が、

 こういう人達を法律で守る事になれば、足立区は滅んでしまう。

 LGBTの人たちは子供を産めないので生産性がない

 足立区がこういう人達でいっぱいになってしまったら

 子供が産まれないので足立区は滅んでしまう。

こんな発言をして抗議を受けている。

この後に謝罪をしたけど

 差別的な発言と受け止められる表現がありお詫び申し上げます。

どう受け止めたら、差別的な発言に取れないのか不思議だ。

女性は子供を産む機械だって言う発言をした議員も

過去に居たが、謝罪ですんでいる。

この発言って、単にLGBTの人達への差別発言だけでなく

子供を産むことが出来ない、子供を産まない女性に対しての

差別にもなるんじゃないのかな。

LGBTの人達への差別撤廃だけでなく

みんなが自分らしく生きていける日本にしなくてはと思う。

 

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