生前の母から、よく言われたことは「何でも
食べたらダメだよ」
今、娘から言われている事「知らない草、食べたら
ダメだよ」
我が家には小さな庭がある。
そこかしこに食材がある。
蕗はかなりあるし、どこからか来たのか数本のアスパラ。
蕗は下処理が面倒だが美味しいし、アスパラは調理が
簡単でさらに美味しいので楽しみにしている。
誰も植えていないはずの名荷が群生していた。
ずっと、笹に似ているけど柔らかい草だと思っていたら、
名荷だった。
スーパーで買うと、3本くらいで200円もするので
お得感満載。
雑草に交じってネギとにらがあるが、これは友人の畑から
貰って来たものだ。
庭の物置のそばにうどが数本あった。
春には土筆がたくさん出てくる。
他にも、しそがほんの少し、いちごは今年は出なかった。
ドクダミは50センチ×1メートル位にたくさん出ている。
これらは、誰も管理していないので「雑草」になるみたいだ。
誰かが管理しているところに、栽培目的以外で生えてくると
雑草、山なんかで生えてくる物は野草と分類するそうだ。
ウド、しそ、蕗は出てくると食べているので、わたしは以前
から雑草を食べていることになる。
有川浩さんの『植物図鑑』という本を読んでからは、
雑草食が加速したように思える。
庭にノビルがあったので、スパゲッティの具にして
食べたことがあるが、あまり美味しくなかった。
ノビルが美味しくないのか、ノビルじゃなかったのかは
不明だが。
こんな事があるから、母は何でも食べたらダメって
言ったのだろう。
山菜は獲りに行くのが面倒なので、両親頼みで
クレソン、こごみ、ぜんまい、キノコ、カタクリ他
いろいろと食べた。
特に、クレソンとカタクリが好物だ。
今年に植えたハーブが、どこに何を植えたか分からなく
なり、下処理なしで食べた事が娘に知られて、何でも
そのあたりの物を食べたらダメと言われた。
危険な物は「にら」と「すいせん」で、これに関しては
しつこいくらいに母から言われていた。
いくら雑草食の私でも、すいせんとにらは間違えない。
ちゃんと勉強しないとそのうちに、本当に間違て
しまいそうだ。
最近は、アプリがあるので活用している。
今は、写真を撮って載せると何なのか分かるアプリも
あるらしい。
良い時代になったと思う。
コメント