お月見

十五夜さん、子供の頃はお月見の事をこう言って

楽しみにしていた。

今年の十五夜は、9月21日になるそうだ。

これは、旧暦の8月15日を指すので、毎年

変わるそうだ。

また、十五夜と中秋の名月は同じもの。

天高く馬肥ゆる秋とあるように、秋は空が澄み渡り

月がとてもきれいに見えるために、お月見をする

ようになったそうだ。

お月見は、作物の収穫に感謝する意味もあり、

この後に実るものの豊作を祈願するためのお祭り。

子供にとって楽しみなイベントは、誕生日、お正月、

クリスマスだったけれど、十五夜さんは、それらとは

また違った楽しみだったように記憶している。

夜、お月様がはっきり見えるころに始める、何か

厳かな感じがあったからだ。

それに、十五夜だけに『さん』をつけて、十五夜さん

と、親しみをこめて呼んでいたせいもあるかも。

お月様からよく見える場所にお饅頭を盛り、すすき

ほうづき、枝のついた栗を飾り、柿なんかも

お供えした。

他に、十三夜のお月見と十日夜(とおかんや)の収穫祭

があるようだが、多分、北海道では十五夜だけと思う。

七夕の『ろうそく出せ…』と同じように、十五夜さん

も、段々と消えていく行事なのかなと思うと、寂しい

感じがしてくる。

七夕と言えば、空き缶に穴をあけて持ち手をつけ、中に

ろうそくを灯して、ろうそく出せと歩いた。

空き缶の中にろうそくを灯すと、提灯と違って危なくない

し、風で火が消えるリスクも減るから、大人に習い

子供たちで作った記憶がある。

札幌の、孫が通う学童保育では、七夕にろうそく出せ

を歌ってくれているようで、嬉しく思っている。

こういう行事を、すたれさせる事無く次世代に伝えて

行かなくてはと思う。

今日は、予定通りに不燃ごみを出し、庭の中をチェック

したが、やっぱり名荷はなかった。

友達の畑にありそうな気がする…聞いてみよう。

そこの畑には、アイスプラントが植えてあって、野菜

としては、食感も見た目も初めてのもの。

少し肉厚な葉に、水滴がついたような、水滴が凍った

ような見た目の、不思議な野菜だ。

食べると、少し塩気を感じるのも新鮮。

他にも、変わったものが植えてあるので、名荷くらいは

あるだろう。

土曜日にパソコンのバッテリー交換に来てくれるので

聞いてみよう。

交換に来てくれるのは、友達の娘。

友達は、車の運転をしたくない私を察したのか、

せっかくの休みにも関わらずに、娘を乗せてきてくれる

そうだ。

休みに来てくれるのだから、食事を用意しようと思う。

タジン鍋料理にするか、今、私ブームのラックスローダに

しようか迷っている。

ラックスローダは、グラタンに似ているが、グラタン程は

重くなく、グルテンフリーが気に入っている。

両方作ろうかな、まずは買い物に行こう。

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