タンポポの花冠

小さな庭だけどいっぱいに咲いているタンポポ

昨日の風でかなり飛んで行ったかと思って

いたけど

まだたくさん残っていた

一面の黄色と所々にピンクの芝桜

畑の端の方には可愛いスズランが咲いてた

スズランはその見かけに反して毒があるというけれど

咲いているのを見ているだけなら良いだろう

それにしてもこうやって改めてスズランを見ていたら

茎の丈夫さに驚く

細い茎と恥ずかしそうに下を向いた花

さぞかしか弱い花かと思ったらそんなことはなかった

見かけだけで判断するものじゃないと

スズランを見てつくづく思った

ひとつだけ白い違う花が咲いてた

イチゴの花だった

草に混じって所々にイチゴが咲いている

昔に一株植えたニラもしっかり根を張っていたとみえて

今年も出てきてくれた

去年の秋に露地に植え替えしたワイルドベリーも

しっかりと葉を広げている

待ち焦がれたどくだみも顔を出している

小さな菜園はすっかりと夏の様相だ

一面のタンポポ

さて在来種と外来種の区別がつくだろうか

見た限りは西洋タンポポだった

せっかうのタンポポ

心の中でごめんなさいと言いながら花冠を編んでみた

子供の頃にこうやって編んでは頭にのせたり

腕につけたりしたものだ

そうやって一日の大半を外で遊んでいたけれど

今はほとんど外に子供がいるのを見ない

いろんな意味で物騒な世の中だからだろうか

安心して外遊びができる

そんな世の中になって欲しいものだ

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