いつもの夏の声が聞こえる

我が家の近くには海水浴場がある

海開きがすんで気温が高めになると

キャンプを兼ねて海の中に入って遊ぶ人達が増えて来る

朝の決まった時間になると

「本日は〇〇海水浴場にお越しいただき…」という

放送が入る

その後はその日の波の様子で泳げるかどうかのお知らせ

せっかく来ても泳げないのは可哀そうだけど

無理に泳いで事故に遭ったらもっと可哀そう

それなのに必ずと言っていいほど

注意を守らない人が出て来る

聞こえないのかなとも思うけど

明らかに監視員のいる前浜から外れて

ずっと遠くで海に入っている

そのあたりは岩もあるから面白いかもしれない

けどそこはもともと遊泳禁止なんだ

だからその旨を放送して前浜に戻ってもらう

以前はそう言う放送が多かった

沖合にある消波ブロックに上がっていたり

オレンジ色のブイで遊泳区域を区切ってあるのに

そこから出て泳いでいたり

本当に監視の人達はたいへんだ

わたしね知らず知らずに遊泳区域外にでて

監視員さんに注意された事あるよ

あの時は恥ずかしかった

誰に言っているんだろうってきょろきょろしたら

「そうそこの貴方です!後ろを向いた貴方です!」

そう言われたよ

それは今の自分の年齢の半分以下の時の事

その後はあんまり海には入っていない

入らないどころか夏は海にも行っていないかな

家にいてカモメの声と監視の方の声を聴いて

夏を感じているって言った方が早いかな

自分にとっては夏の声は監視の人の声

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