けとめとわとな

けとめとわとな

おまじないではないよ

この中には言葉が4つ入っている

方言だよ

北国では会話の言葉が短くなる

それは寒さで口をあまり開きたくないから

そう言うのが理由伊達言われているようだけど

有名?なのが『どさ』と『ゆさ』だ

どこに行くの?が『どさ』で

銭湯(湯)にいくのを『ゆさ』という

北国に住んでいて道南方面に親戚がいる自分でも

この言葉は聞いた事はないから

本当にすごく寒いところの方言だなんて思っていた

けど親類の中で娘が大好きだった娘にとっては大叔父

にあたる人の方言がかなりだった

私が聞いていて聞き取れるのは5~6割

娘はどこまで聞き取れたんだろうと思っている

行くとお酒類や食べる物を色々と用意してくれて

「け!」と大きな声で言う

食べなさいって事なんだけど何となくそういう事かなと

食べ始めると「めが?!」と言ってくる

「め!」と答えると満足そうに頷く

旨いって言葉が短くなっての「め」なんだ

食が遅くなると「なだ け!」

「なだ」はあんたたちって事

「わ」は自分の事

だから『けとめとなとわ』は

「食べなさい」と「おいしい」と「あなた」と「わたし」

う~ん本当に短いな言葉が

わたしも自分では気づかずに方言を話すし

イントネーションとなると結構になまっている(と思う)

自分では本当に気づかないけど

東京在住の叔母に何気に話していたらきょとんとされた

「なんもなんも」と答えたのがその時の言葉だ

何も気にしないでって答えたはずなんだけど…

今は高齢の人達も方言もなまりも少しだけだ

なので私の下の年齢になると多分ほとんど標準語だろう

それでも我が家では

「け!」とか「めが?」とか話す事がある

今はネットの時代で日本全国のなまりや方言を

ずいぶんと聞く

どこの言葉を聞いても耳に心地いい

若い人は標準語を話すけど

年配の方のかなりの方言もちゃんと聞き取れていた

全部は理解できなくても

聞いているだけでも方言は良いな~って思う

例えるなら耳が喜んでいるって感じかな

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