味噌っかすって聞いた事はあるけど
周りでも自分でもその言葉は使った事はない
味噌を溶かした時に残ったかすの事で
使い道がないとか無用のものとかって意味らしい
なににしろ良い言葉じゃない
かすなら『おから』こそ大豆のかすだ
おからはその言葉があまり良くないって事で
別名『卯の花』とも呼ばれている
どっちも大豆のかすなのに不公平だと思う
おからの方は大豆の搾りかすなのに
立派に日本料理の一品になっている
対して味噌のかすはまだ十分に大豆だと思う
細かくした大豆に味噌味がついたようなもの
日本は色々な物を食べられるようにして調理している
例えばだしを取った後の昆布や鰹節だ
それなのにおからはちゃんと料理に昇格しているのに
味噌のかすは味噌っかすなんて言われている
実際のところ我が家の味噌汁は
溶かしてもかすは出ないタイプのものだから
味噌漉しは使わない
だから味噌のかすって言うのは見た事がないけど
細かくなった大豆が残っていたら
ちょっと味見をしようかなって気持ちになると思う
スーパーで見かけるおから
あったら手を出してしまう
おからが好きなのだ
ただあれは煮ると量が増える
なので一人分だけ作るのは難しい
幸いと言うかなんというか
我が孫はふたりとも小さい時から
おからや切り干し大根にひじきなどの
いわば地味な副菜が好きだ
もちろんキラキラした副菜も好きだ
(キラキラした副菜ってなんだ?)
来た時には多めに作って冷凍しておく
食べる分とお持ち帰り分をと言う訳だ
いつでも買い物に行けるわけじゃないけど
行った際にはおからを買ってこようかな

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