黄金の織物
クモの糸で作った金色の織物が、2009年に
ニューヨーク市の自然史博物館に展示されたって。
昨日、2019年公開の『ターザンREBORN』を見ていた。
もう何回か見ているけれど、好きな映画。
吹き替えの声が嫌いなので、字幕の方を見ている。
映画の中に出てくる、悪役の親分が
数珠みたいなものを持っていて、武器にも
していた。
マダガスカルのクモの糸で作ったという
すごく丈夫なもの。
それでマダガスカルのクモってなんだろうって
ググってみた。
コガネグモ科のクモで、マダガスカルのほぼ
全域に生息しているんだって。
70人でクモを集めて、12人でクモの糸を
採集。
もちろん、クモは糸を採ったあとは自然に
返したんだって。
一匹のクモから24メートルの糸を採って
その糸96本を1本の糸にして
織物を作った。
雌のクモを100万匹以上集めて、
4年間かかって出来上がったんだって。
織物の大きさは、3・4×1・2メートル。
写真で見ても分かるけれど、綺麗な金色。
けど、実用化はとても難しいらしい。
クモは,蚕のように飼う事が難しいらしい。
これだけの大きさのものに、膨大な人の手と
4年間もの年月がかかるんだから。
科学的に作ろうという試みもあるけれど
今はまだ無理みたい。
そういえば、『緑の館』っていう
1959年発表の映画があったけど、
リーマっていうヒロインの着ていた衣類
が、クモの糸で出来ていたとかいないとか
記憶があやふやだけど、クモの糸で出来た
服に憧れた記憶がある。
オードリーヘップバーンが妖精みたいに
綺麗だったよ。
【金色の織物】WIRED NEWSから
日本語版は、ガリレオ:緒方亮氏でした。
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